
【連載:THE DAY】vol.44-MOM
post date:2018.07.03
お母さん。
私はあなたの中から生まれてきました。
小さな頃の記憶はとても曖昧ですが。
覚えていることといえば、叱られたことばかり。
けれど、それと同じくらい記憶にしっかり残っているのは、
毎晩、必ず絵本を読んでくれたこと。
お母さんの声で色々わかります。お母さんが気持ちを込めて読んでくれたところは、
今でもしっかりと私の中に残っています。
近すぎて、なかなか愛情を伝えるのが照れくさく、
自分がどれほどの愛情をもらって育ててもらったかは目で測ることができないのですが。
孫を見るお母さんの眼差しで、私は自分に注がれていた愛を見ることができたような気がしました。
前と後ろに私と弟を乗せて、雨の日も自転車で少し離れた保育園に送り迎えをし、
当たり前のようにご飯を作ってくれて、当たり前のようにお風呂に入れてくれて、
毎晩寝床で絵本を読んでくれるのです。
両サイドで子供たちに腕枕をしながら、みんなが見えるように絵本は上にキープ。
時折、腕が下がってくると、見えないよー!って子供に戻される。
あの頃のお母さんと比べると、私はまだまだ未熟だなぁと思うのです。
私が絵本を作りたいと思うようになったのは、大きくなって、
お母さんから読んでもらった絵本たちの内容や、その絵本の”教え”がしっかりと
自分の中のルールになっていたことに気づいたからです。
信頼する人から、心を込めて読み聞かせてもらうことで、
これほどにも子供の心の中に残るんだなぁと実感したからです。
お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、先生、兄弟、友達。
誰でもいいんです。信頼する身近な人から人へ。伝わる愛情と伝えたいこと。
そんなことが広がっていけば、いつかみんなが笑って暮らせる世界ができるんじゃないかって。
子供のでっかい閃きのような。
お母さん。
私はあなたの中から生まれてきました。
あの頃のお母さんに比べたら、母としてまだまだ未熟な私です。
似ているところを探すよりも、似ていないところを探す方が沢山出てきます。
けれど、思い返すと今の私がしていることの土台を、しっかりと作ってくれたのは、
お母さんでした。
そんなお母さんにありがとう。
そして、私もいつか息子に何か残してあげられる親でいられますように。
最後に今の私のしたいことを以下にまとめました。
コラージュ作品とともにご覧ください。
その1)ベッドの上で朝食(海外スタイル)
その2)人目を気にせず短パン&ノースリーブ
以上、
AYAKA FUKANOより愛を込めて。

AYAKA FUKANO(絵描き) 東京生まれ。思春期の多感な時期をドイツで過ごし、アートに初めて触れる。 幼い頃からの感受性の強さをアートにぶつけ、世の中に溢れても困らない愛を伝える。 instagram:ayahundred |
Nstyle主宰。航空会社の客室乗務員から、アルマーニ・ジャパンに入社、アパレルの世界へ。その後、タレントのスタイリストとして活動。現在は“女子力”を提案するスタイルプロデューサーとしてイベントや商品のプロデュース、ファッションブランドコンサルティングをはじめ、ファッション、ビューティー、ライフスタイル情報を雑誌・ラジオ等で発信している。
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