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陸に出来た珊瑚のお城
post date:2013.06.14
「昨年の夏、噂を聞きつけ初めて訪れたときの感動は今も忘れられません。
そして、一年経ってまた来て、やっぱりここをご紹介しないのは罪だ(笑)と思ったんです。」
年に3〜5回沖縄へ行くようになってから4、5年が経つという沖縄フリークの編集長が「沖縄へ来たら是非訪れてほしい」とおススメするのは
2011年3月5日、沖縄県読谷村の海の横に出来た“さんご畑”。
さんご畑
学術的には不可能だと言われていた珊瑚の養殖に、
世界で初めて成功した金城浩二さんとスタッフの皆さんが
「珊瑚の重要性を皆さんに知ってもらうには、珊瑚に興味を持ってもらう所から!」と全て手作りで作り上げた。
今回、その「さんご畑」の中を、スタッフの生田智大(いくたちひろ)さんに案内して頂いた。
「さんご畑」の中は珊瑚が生活しやすい環境が整えられており、具体的には
・ 太陽の光が適度に入る
・ 海水に透明度がある
・ 一定の温度に保たれている
・ 栄養分が少ない方がよい(プランクトンが少ない方がよい)
などを徹底して作った訳だが、当初放していない魚がどこからともなくやって来て、さんご畑の中で生活し始めたということがここの中の環境が素晴らしいという何よりの証拠。
そして、そんな珊瑚や魚達の様子を陸の上やガラス越しに見ることが出来るのもこのさんご畑の魅力の一つ。
「とにかく、珊瑚に興味を持ってもらいたい。そこから全てが始まる」
と、実際に海の生き物を手で触ったり、ワークショップを開いて
珊瑚の養殖を体験出来たり、
年齢や性別関係なく、皆が珊瑚や海の生態系に興味を持つような工夫があちらこちらに施されている。
また6月頃になると珊瑚の産卵をみることが出来るのも大きな魅力の1つ。
…と、言ってもいつ珊瑚が産卵するかはわからないもの。
2週間毎日通い詰めた方が諦めて顔を出さなくなくなった次の日に産卵があった。。。なんてこともあるのだそう。
こればかりは運やご縁と言った所だろうか。
そんな難しさはありつつも、タイミングがあえば何とも幻想的な珊瑚の産卵に陸の上で立ち会うことが出来るのだそうだ。
“さんご畑”という素朴な名が付いているが、真っ白な壁と澄んだ水の色。
中で優雅に生きている珊瑚や魚達を見ていると、珊瑚のお城のように思えてくる。
沖縄に来たら是非ここへ来て、癒されて、
そして日常の中ではなかなか気付けない、大切な“何か”を感じて帰ってもらいたい。
http://www.sangobatake.jp
〒904-0323
沖縄県読谷村高志保915
○営業時間
9:00 ~ 17:00(11月〜2月)
10:00 ~ 18:00(3月〜10月)
最終入園受付は閉門時間の30分前まで
○ 休園日
1月1日〜1月3日
○ 入園料
大人900円・学生(高校生以上)600円・小人(中学生以下)無料
※団体割引あり。(対象10名以上)
※中学生以下のみでの入園はできません。中学生以下5人につき引率者1人が必要です。?※学校行事など中学生以下の多い団体等につきましては、Gala青い海までお問合せください。
○問い合わせ先
Gala青い海
TEL: 098-958-3940
FAX: 098-958-7723
Nstyle主宰。航空会社の客室乗務員から、アルマーニ・ジャパンに入社、アパレルの世界へ。その後、タレントのスタイリストとして活動。現在は“女子力”を提案するスタイルプロデューサーとしてイベントや商品のプロデュース、ファッションブランドコンサルティングをはじめ、ファッション、ビューティー、ライフスタイル情報を雑誌・ラジオ等で発信している。
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