歴史とラグジュアリーが混在する 「魅惑の国マカオ」へ優雅な女子旅
post date:2014.12.19
旅の初日は驚きと興奮の連続!
マカオといえばカジノが有名ですが、現在は2年後に香港とマカオを結ぶ橋の開通にむけて多くのIR(カジノやホテルを含むラグジュアリーなリゾート複合施設)が建設ラッシュ。
5つ星ズラリの優雅なホテルにお料理も美味しいとの噂を聞きつけて、早速廣瀬編集長が訪れてきました。
IRで有名なのはシンガポールのマリーナベイサンズ。
元ポルトガル領で世界遺産も多いこの地でラグジュアリー施設がどのように溶け込んでいるのか興味津々の女子旅がスタートです。
羽田空港の平日の朝は大混乱。
出国手続きの長蛇の列をかいくぐり、出発ロビーでやっとひと息。
「お腹空いちゃった」の編集長の一言で朝食をとることに。搭乗口が遠いのを忘れてうどんを頬張っちゃいました。笑
羽田から4時間半で香港空港に到着。
さらにトランジットをしてターボジェットという船に乗り換え50分でマカオへ。現地は雨。
熱帯地方のはずなのにかなり肌寒く、東京で着ていた上着を慌てて着込むことに。
到着後まずはホテルにチェックイン。最初の2泊は『ホテルオークラマカオ』。ギャラクシーという複合施設の中にあるのですが、ひと際目立つホテルはまるで映画で作られた巨大なお城のセットのよう。
その豪華ぶりは驚くばかり。さらにホテルに足を一歩踏み入れると「うわ、スゴく良い香り、スパのような香りがする」と感動する編集長。
甘くもなく、紳士的でもなく、柑橘系でもない心地よい香りが出迎えてくれました。五感を刺激する香りのおもてなしは記憶に残り最高の想い出に。
「客室はベージュ系で統一されたモダンシックな雰囲気が素敵。とてもエレガントで落ち着きます。ナチュラルブラウンの色合い、そして行灯のような和テイストを残したシェードランプが日本のホテルらしくていいですね。寝室と同じ部屋に浴槽があるなんてちょっと恥ずかしい気もするけど、マカオなら許せちゃう」と部屋のラグジュアリーぶりに気が大きくなっていた編集長。
夕食はフォーシーズンズホテルの2つ星中華レストラン『紫逸軒』へ。
エントランスは天井が高く、深紅に染められた廊下の壁が両脇から迫って来る感覚があり、まるでウォン・カーウァイ監督の映画の世界。
けだるい艶と危険が交錯しているような非日常に誘ってくれます。
あまりに人気で予約が取れないというマカオの名店中の名店。お料理はどれも唸るほどの絶品でしたが、中でも群を抜いていたのがアワビ料理。
かなりの時間煮込んだとされる食感は言葉にできないほどの柔らかさで、ほんのり甘みのあるオイスターソースとの相性も抜群。
そして伊勢エビの黒トリュフ炒め。「もうお腹いっぱいで食べれない!けどあまりに美味しくて食べちゃう!笑」。
弾力のあるプリップリの身と香り高きトリュフが最高級のハーモニーを作り出していました。
ホテルへ帰る途中、食べ過ぎー!と車の中で騒いでいると目の前には美しい夜景が。
中でも宿泊しているギャラクシーのライトアップはまさにそびえ立つ煌びやかなお城。
圧倒される風景は、まるで夢の世界に飛び込んで来たような感覚。
明日はどんな世界へ誘ってくれるのでしょう。旅はまだ始まったばかりです。
夢の続きはまた次回…。
Galaxy MacauTM COTAI (858)8883-8883
www.hotelokuramacau.com
紫逸軒(ZI YAT HEEN)
FOUR SEASONS HOTEL
ESTRADA DA BAIA DE N. SENHORA DA ESPERANCE S/N TAIPA
(858)2881-8818
http://www.fourseasons.com/
協力:マカオ観光局 http://jp.macautourism.gov.mo/index.php
(撮影 / 神ノ川智早 取材・文 / 池田真理子)
※空港、紫逸軒での撮影:池田真理子
Nstyle主宰。航空会社の客室乗務員から、アルマーニ・ジャパンに入社、アパレルの世界へ。その後、タレントのスタイリストとして活動。現在は“女子力”を提案するスタイルプロデューサーとしてイベントや商品のプロデュース、ファッションブランドコンサルティングをはじめ、ファッション、ビューティー、ライフスタイル情報を雑誌・ラジオ等で発信している。
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