３日目は五感をフル回転！
気持ちのいい風と水辺、煌びやかな夜景で心を満たして

ゆるりと遅めの起床。
前日のエンターテイメント三昧にひと息つかせるには、そんな時間も大切です。
今日はホテルの移動もあるので少し余裕を持ってリラックス。
雲一つない青空が「ようこそ、マカオへ」と初めて語りかけてくれるかのようです。

軽めの朝食を済ませた後、昨日とは見違えるほどの青空に誘われて、ギャラクシーの敷地内にあるプールへ。
海の白砂をわざわざ敷き詰めた人口の砂浜は開放感抜群で思わずテンションアップ！

「気持ちいい〜！今日は暖かいからプール入っちゃおうかな？」と編集長。
水温が低く入るのは断念しましたが、砂浜のカウチで風と光を感じるひとときはなんともラグジュアリー＆リラックスです。

プールでリラックスした後はシティ・オブ・ドリームズのクラウンタワーにあるにあるフレンチレストラン「テイスティング・ルーム」で遅めのランチ。
ここは有名トラベルガイドForbesで５つ星を、ミシュランでも星を獲得している超人気店です。
天井の高い店内には超高級ワインやシャンパンがズラリとディスプレイされていて、まさにリュクスな世界。

使用食材のほとんどをフランスから空輸しているという徹底ぶりにシェフGuillaume氏の深いこだわりを感じます。
お料理はというと、どれも芸術品を思わせるほど繊細。
特別な近代ヨーロッパ料理はさらりと味わえるうえに、絵画風など視覚でも楽しませてくれるメニューばかり。
中でも金箔をあしらった蟹とキャビアのサラダや仔牛のソテーなどは、唸りたくなる絶品です。

今回の旅はラグジュアリー感を満喫するために、欲張って３、４泊めのホテルをチェンジ。
２軒めはシェラトン・マカオ・ホテル・コタイ・セントラルの、なんとプレミアム・スイート！

室内は濃いめのウッドの家具にナチュラルなベージュで統一され、優雅で落ち着く空間。
「それにしても広過ぎる！　リビングにダイニングにベッドルームって。マカオってどうしてこんなにお部屋広いところばかりなの？」(笑)　

長期滞在も可能なパントリー設備のあるダイニングやバーカウンターまであり、まさに至れり尽くせり。

ホテルにチェックインを済ませた後、ぶらりとショッピングへ。
あれこれと欲しいものチェックをしていたら、何やらテンションの高いロックが大音量で聞こえてきました。
見ると、クリスマスシーズンということもあり、ドリームワークスのメインキャラクターたちによる、クリスマスのコスチュームでのダンスパレード。
ここマカオのクリスマスはどうやら静かに過ごすのではなく、パワフルに刺激的に！が通例のよう。
「そんなつもりじゃなかったのにハグしちゃった！」と編集長のテンションもヒートアップ。
子供のように楽しんでいる笑顔がそこにありました。

夕食の後に２階建てオープン・トップ・バスに乗って夜景観光へ。
夜になると途端に気温が下がるものの、寒さも吹き飛ぶほど本当に煌びやかでキレイなネオンの数々。
「どんどんテンションが上がるのがわかる!!!!」遠くに見えるマカオタワーやライトアップされた噴水、色彩豊かな夜の街並は日頃の疲れを全て吹き飛ばしてくれるほど美しく輝かしかった。
何も考えなくていい、ただキレイということを肌で感じることができたとき、初めてマカオを知った気がしました。

協力：マカオ観光局　http://jp.macautourism.gov.mo/index.php

（撮影 / 神ノ川智早　取材・文 / 池田真理子）