未知なるモナコ料理を求めて…。 いざ、『CASTELROC〜キャステルロック〜』へ!
post date:2014.10.14
言わずと知れた高級リゾート地、モナコならば、星付きレストランなど、美味しいレストランは多々ありますが、
ところで、モナコ料理ってあるのかしら? ということで、本日のランチはここ、『CASTELROC〜キャステルロック〜』に決定!
由緒正しきモナコ料理がいただけると、評判のレストランなのです。
目前に大公宮殿を望むという、最高の立地にある店内は、ちょっぴり高級感のある雰囲気。
聞くと、宮殿で働いていらっしゃる方や官庁関係の方々も、よく利用されるのだそう。
11時55分からは、ちょうど大公宮殿で衛兵交代も見学できるので、その後、こちらでランチをとるのもおすすめです。
ランチタイム以外でも、しっかりとしたお料理が食べられるというのも、旅行中ならば嬉しいポイントですね。
私たちが案内されたのは、オープンエアな空間が気持ちの良い、テラス席。
高台にあるため、眼下に海が広がる絶好のロケーションでした。
まずは、そもそも、モナコ料理って?と、こちらのお店の国際PRをされているNoriko Katayanagi Bonafedeさんにお伺いしたところ、
地中海に面した温暖な気候のモナコでは、南フランスや、イタリア料理の流れを汲んだ料理が多いとのこと。
新鮮なシーフードもおすすめのようですが、今回は、モナコの国家料理として有名な、2品をご紹介いただきました。
まず、いただいたのが、『バルバジャン』という、こちらのお料理。
お食事前のアペリティフとともにつまむ、モナコの国民的フィンガーフードのようです。
見た目は、まるで揚餃子のようなイメージですが、中に入っているのは、仔牛のひき肉やお米、ケールに似たお野菜など。
口に入れると、衣のパリっとした食感も楽しく、中のペーストには、しっかりとハーブやスパイスが効いていて、
なるほど! これは、シャンパンやカクテルがすすみそうですね。
レストランによって、中の具材は変わるようなので、食べ比べて見るのも楽しそう!
つづいて提供されたのは、『ストックフィッシュ』と呼ばれる、
干したタラと、じゃがいもやトマト、地元のお野菜などを煮込んだお料理です。
干すことでタラの旨味がぐっと凝縮されていて、さらに酸味のあるトマト風味が食欲をそそり、最高のお味でした!
そのままいただいてもおいしかったのですが、ちょっと淡白なお味の、グリルしたお魚のソースとしても大活躍。
スライスしたパンとも相性よさそうですね。
どちらも、ワインのすすみそうな美味しいお料理で、編集長も大満足だった様子。
このあたりは、お土産物屋さんもあって、ぶらぶらするには最高のロケーションです。
ぜひ、トラディショナルなモナコ料理を食べに足を運んでみてくださいね。
Address : Place du Palais – Monaco Ville 98000, Monaco
Tel. +377 93 30 36 68
email: castelroc@libello.com
http://castelrocmonaco.com
取材協力:Noriko Katayanagi-Bonafede
(撮影/カツヲ 取材・文/村田理江)
Off to Castelroc to try unfamiliar Monegasque cuisine!
There are many delicious restaurants in Monaco, which needless to say, is a luxuious and high-end resort area.
We’ve decided to have today’s lunch here at Castelroc! It has a reputation for serving Monegasque cuisine steeped in history.
Situated in an amazing location in front of the palace, this restaurant exudes an atmosphere tinged with luxury.
People who work at the palace and government offices often eat here.
I recommend watching the changing of the guards at 11:55, and then having lunch at Castelroc.
We were led to a table at the terrace with a view of the sea below, and the feeling of being in open air was pleasant.
With a temperate climate and facing the Mediterranean Sea, much of the food in Monaco follow along the lines of Southern French and Italian cuisines.
While fresh seafood is also recommended, we were introduced to two of Monaco’s famous national dishes.
The first one we had was called “Barbagiuan.”
It’s a kind of Monegasque finger food, a starter that you eat with your aperitif.
It almost looks like a fried dumpling but it contains ground veal, rice, something that resembles kale and other vegetables.
The outer pastry is crisp while the filling is highly aromatic with pungent herbs and spices.
Apparently the filling differs depending on the restaurant so it might be fun to eat around and compare!
Next, we were served “Stockfish,” a stew of dried cod, potatoes, tomatoes and local vegetables.
Its concentrated, savory flavors and the acidity of the tomatoes whet the appetite!
It was delicious on its own but it was also wonderful as a sauce on grilled fish.
It also looked like a good accompaniment to bread.
Both dishes looked like they would keep the wine flowing, and our editor was also very satisfied with the food.
There are souvenir shops around this area so it’s also a great place for just walking around.
If you’ve got a hankering for traditional Monegasque cuisine, do come to Castelroc!
Nstyle主宰。航空会社の客室乗務員から、アルマーニ・ジャパンに入社、アパレルの世界へ。その後、タレントのスタイリストとして活動。現在は“女子力”を提案するスタイルプロデューサーとしてイベントや商品のプロデュース、ファッションブランドコンサルティングをはじめ、ファッション、ビューティー、ライフスタイル情報を雑誌・ラジオ等で発信している。
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