ブルゴーニュ・アリゴテ“プランタシオン1902”2014 / アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール
【Bourgogne Aligote Plantation 1902 2014 / Alice et Olivier de Moor】

 
 
新緑の季節、心地よい風に吹かれながらテラスで乾杯。
この上ない最高の贅沢ですね。
 
 
もっと暑くなったら、キンキンに冷やした白ワインもいいけれど、今の季節にはこんなワインのが心地よい。
 
 
アリス・エ・オリヴィエは、辛口ワインの代名詞シャブリの生産者です。
1994年の創業から、年をおうごとに彼らのワインは輝きを増し、いまやシャブリを代表する押しも押されぬ人気生産者です。
 
 
彼らのシャブリはもちろん素晴らしく、いつもすぐに完売してしまうのですが、今日はそんなシャブリよりも貴重な極少量生産のスペシャルを。
 
 
アリゴテは、ブルゴーニュ地方で栽培される白ぶどう品種です。ブルゴーニュの白といえばやはりシャルドネ。そのイメージからアリゴテはどうしてもシャルドネに劣る安ワインのようなイメージを持たれがちです。
ですが、その伸びやかなミネラルと透明感のある味わいはシャルドネにも劣ることはありません。
 
 
アリスとオリヴィエの二人が作るこのアリゴテは、なんと1902年に植樹された超古木から造られる貴重なアリゴテ。その味わいは他のアリゴテとは一線を画し、シャルドネの偉大なワインにも勝るとも劣らないエネルギーに満ちています。
心が洗われるような透明感とうちから溢れ出す生命力。その優しくも芯の強い味わいは、時を重ねることの豊かさを感じさせてくれます。
 
 
梅雨には梅雨の、夏には夏の良さがあるけれど、暑くジメジメする前に、初夏の心地よく優しい風とともに、生命の力強さを感じるワインをご賞味あれ。
 
 

 
 
 
 

大石 寿也 渋谷桜丘のレストランCUJORL / ワインブティックBouteilleのディレクター。 毎日レストランのフロアに立ちつつ、ワインを通したコミニケーションや人の繋がりを求め、様々な企画やイベントを提案しています。 – CUJORL – Bouteille

●コーナー名『Wine makes woman woman』
”ワインは女性を美しくする”