マイケル・マラ・ヴィンヤード・シャルドネ 2015 / ブロックセラーズ
【Chardonnay Mickael Mara Vineyard 2015 / Broc Cellars】

 
 
アメリカ、カリフォルニア州、バークレー。
サンフランシスコからベイブリッジを渡り車で40分弱、政治的にも社会的にも進歩的な都市として知られるその街の一画に、ブロックセラーズの醸造所はあります。
 
 
畑を持たず、選び抜いた優良なブドウ農家からブドウを買い、ワインを醸造するアーバン・ワイナリー（都市型ワイナリー）です。
 
 
オーナーのクリス・ブロックウェイは、笑顔の素敵なナイスガイ。
収穫の時期になれば、ソノマやナパ、さらには州を跨いで隣のオレゴンまで
自ら車を走らせ、バークレーのワイナリーまで運んでいるそうです。
 
 
『できる限り自然のまま』であることを大切にするミニマリストのクリスは、ワイナリーの設備も必要最低限、余計な味付けや過度な人為的介入は一切しません。
 
 
クリスの独創性あふれるイマジネーションは、生み出すどのワインにも他にはない個性を与え、飲む側にこれまでのカリフォルニアワインとは違った驚きや発見を与えてくれます。
 
 
その想像力の根源は、誰よりも彼自身がワインラヴァーであり、グッドドリンカーだからなんでしょう。
 
 
今年の三月に来日した際、仕事を終えたプライベートな時間に彼は、自分のワインを置いてある店に行ってみたいと、自らインスタグラムで検索し、お店にふらっとやってきました。本当にワインを愛する優しい人です。
彼のワインは、中身同様、見た目もとても素敵だから、贈り物なんかにもいいかもね。
ぜひ一度お試しあれ。
 
 

 
 
 

大石 寿也 渋谷桜丘のレストランCUJORL / ワインブティックBouteilleのディレクター。 毎日レストランのフロアに立ちつつ、ワインを通したコミニケーションや人の繋がりを求め、様々な企画やイベントを提案しています。 – CUJORL – Bouteille

●コーナー名『Wine makes woman woman』
”ワインは女性を美しくする”