Nstyleをご覧の皆さん、こんにちは。
近年続く、天候の激しい変化。台風19号の時には、都心でもお店のパンなどのコーナーが
すっからかんになるような状態を多く目にしました。
幼少期に、”もし、地球がこんな風になってしまったら怖いな”と漠然と思っていたことが、
現実に起こってしまっているというような状況です。
大人だから、もう泣いて過ごすわけにはいかないので、色々と周りの人たちと手を取り合い、
真摯に向き合っていくしかないと思う今日この頃です。

そんな中、日本ではラグビーの世界大会が行われています。
台風の影響で試合が中止になり、それによって敗退となってしまったチームの皆さんが、
台風での被災地へ訪れ、力になってくださったニュースや、日本の選手がインタビュー時に、
ラグビーを通して、少しでも元気が届けられるようにとお話されている姿。
ラグビーというスポーツを詳しく知らなかった方々も、今回の世界大会、色んなところで
感動をもらったのではないでしょうか。私もその一人です。

強いという印象の大人の男の人たちが、本気でぶつかり合い、
違いに助け合い、時に涙を流したり、相手チームと抱き合う姿。

この世界大会を通して、私は本当に多くの大切なことを思い出させてもらい、
教えてもらっている気がします。

一つのスポーツを通して、言葉や文化の壁を乗り越え、違いに尊重し合い、称え合い、
さらにはそれを見ている人の心を動かすというのは、簡単なことではありません。
きっとこのようにスポットライトが当たる前からも同じように変わらずそんな姿勢で向き合ってきたことでしょう。
ラグビーだけではなく、そんな方々がこの世界中に沢山いるんだということも教えてもらいましたし、
ネット社会になり、希薄になりつつある、生身の人間同士の触れ合いが、いかに心を動かされるのかを改めて考えさせられました。

とにかく、沢山パワーをもらいました。
私もまた頑張るぞ！って気持ちをチャージしてもらいました。
2020年の東京オリンピックももうすぐそこ。
素晴らしい時間となりますように。

愛を込めて
AYAKA

AYAKA FUKANO(絵描き)   東京生まれ。思春期の多感な時期をドイツで過ごし、アートに初めて触れる。 幼い頃からの感受性の強さをアートにぶつけ、世の中に溢れても困らない愛を伝える。 instagram:ayahundred   HP:http://ayakafukano.com