千駄ヶ谷でお店を始めて５ヶ月。

お店をはじめて、どう？という問いに対して答えは、こう。

「最高！」

私の身近な人はよくご存知の通り、
店としての機能も私自身も《だ〜いぶ未完成》なのですが、
私が場所を持ちたかった理由と目的が叶っているのです。

「人が集まる場所を作りたい」
「ふらっと話にきてもらえるような花屋にしたい」

ありがたいことに、オープン当初から引き続き
懐かしの再会のご縁も頂いており、
最近は少しづつご近所の方も通ってくださるようになってきました。

初めましてのお客様でも1時間ちかくもおしゃべりがはずんでしまう事も
しばしば、、、というか頻繁にあったり、
ふら〜ときて、少ししゃべって、
そのまま何も買わずにふら〜っとお帰りになられる方もいます（笑）

たとえお花を買わなくても顔をみせに来てくださる。
少しずつ、私がこの街の一部になれてきたように感じる瞬間で
とても幸せなことだなと私は思っています。

（この写真は、お向かいさんがご自宅で花を飾ってくださった時に撮られた一枚です）

この花屋を語る上で欠かせないのが、愉快なご近所さんがた。
私の友人のなかでは、有名な話になってきているのですが
お隣のお蕎麦屋のお母さんは夜ご飯をたべさせてくれたり、
おかずを持たせてかえらせてくれたり、本当のお母さんのようにお世話になっている。

私がコンビニに行く時などは、お蕎麦屋のSさんやお向かいさんがいる時は
店番をしててくれたりもします。

車から荷下ろしするときは、わらわらとみんな集まってきて手伝ってくれたり、この前は、お向かいのフォトグラファーさんがお仕事をくださりご一緒させて頂いた。

昨日も、外出から店に戻ると店の前でアウトドアの椅子が進化していて快適だ！とリクライニングチェアーの共有会が行われていた（笑）

簡単に広げられて、軽量。
店の前の坂道で座っても、寝ても安定感バツグン。
寝心地も◎

近いうちにこんな光景が店頭に並んでいたらすみません。
が、しかし、その際にはお茶をご用意しますので、ぜひこの椅子に座っていってくださいね。

渋谷区なのにローカル感満載な千駄ヶ谷。
花を見たいとか、ちょっと誰かと話したい気分とか、理由はなんでもいい。
誰というわけじゃないけど、少し人と会いたいな、みたいな時があったら、ぜひ気軽に遊びにいらしてください。

いつでも喜んで花と一緒にお迎えいたします。

フラワーデザイナー 太田 美際 / migiwa OTA   IT企業で勤めた後、花修行のためパリへ渡る。現在は、フリーランスにてギフトフラワー・装花・ワークッショプの開催などを行う。   HP:http://migiwao.com IG:jardin_de_muguet