【特集】デザインワークス コンセプトストア
post date:2012.11.22
クリスマス、忘年会、新年のご挨拶など
冬は、何かとイベントの多いシーズン。
休暇を利用して旅行を計画している方もいらっしゃるのでは。
イベント直前になってクローゼットから服を引っ張り出してみたものの
鏡に映った自分を見て、なんとなく気分が盛り上がらないのはなぜ?
一応今年らしい服だって一枚は持ってるし、こないだ着たら友達にほめられた。
でもこれ、会社の忘年会には着ていけない。彼の実家にも。
やっぱり、シーンに応じた服をそれぞれ持っておくべき?
「いいえ。一枚持っているだけでフォーマルな場所で着られて、普段づかいもできちゃう
大人ならでは着まわしテクがあるんですよ」と、編集長。
早速向かったのは、10月25日にリニューアルオープンしたばかりのデザインワークス コンセプトストア。「エレガンスを崩すオトナ服」をコンセプトに、クラシック、エレガントを中心にモダンの要素を加えた大人のフェミニンスタイルを提案し、常にフレッシュなときめきと刺激を与えてくれる青山の人気セレクトショップだ。そのお店が7年目を迎えて装いを一新。やわらかく自然光が差し込む、まるでヨーロッパの建物をリノベーションしたような開放感のある空間が広がる。
さて、スタッフの皆さんとプレスの福元さんにご協力をお願いしながらショッピング開始。そこで真っ先に編集長が手に取ったのは、一枚のロイヤルブルーのワンピース。息を呑むほど美しいシルエットは、どことなくクラシカルでもあり、オードリー・ヘプバーンの映画を彷彿とさせる。「こういう素材感があってラインもきれいな、きちんとしたワンピースを1枚持っていると本当に便利なんです。このワンピースをベースに、私がおすすめする冬のコーディネートをご紹介してみますね」。
クラシカルなワンピースに輝きのある小物を合わせると、たちまちエレガントなパーティースタイルが完成。ノーアクセでワンピースの美しいカッティングを際立たせてみました。こういった素材感のある服は、アクセサリーをたくさん付けないほうが逆に洗練されたスタイルに仕上がりますよ。
サンダルにはブルーと相性ぴったりのシルバーを合わせてみました。きらきらした細いベルトが華やかな、ジミー・チュウのもの。パーティーって立ちっぱなしだったりして、足が疲れやすくないですか? 人が集まる場だからと意気込んで、スタイルよく見せるために高?いヒールを履いていったら、涙がでるくらい足が痛くなって途中で帰っちゃった…なんて苦い経験、私もよくあるんですけど(笑)。このサンダルは7cmほどのヒールですが、もっと高いヒールを履いているような脚をすっきりキレイに見せてくれるところが気に入りました。細いヒールなのに安定感があってぜんぜん疲れないから、びっくり。シルバーのサンダルに、シルバーとゴールドがコンビになったニナリッチのバッグを合わせています。一つ持っていると活躍の場が広そうなエレガントなバッグです。
このデザインワークスさんのオリジナルのコートが、すごく素敵なんです! コクーンシルエットが縦のラインを際立たせるので、スタイルをすっきり見せてくれるのが嬉しいですよね。信じられないくらい軽くて暖かいですし、ドルマンスリーブなので動きやすい。ここ数年着られているドルマンスリーブのニットなどに合わせても脇回りがもたつきませんよ。私が思うに、これは『おばあちゃんになってからもかわいく着られるコート』。一見プレーンでありながら決してありきたりではないつくりで、年齢に合わせてスカーフやブローチといったアクセサリーで変化を加えても楽しめると思います。大事に扱って、毎年大切に着たいと思える一枚ですね。
こちらは、持っただけでワンランク上の女性になったような気持ちになれるクロエのバッグ。レンガ色がクラシカルで素敵です。さきほどのスタイルに合わせてみます。エレガントなコーディネートに、バッグでクラシカルな要素をプラスだけで、ほらトレンド感のある仕上がりになったでしょう?
こういうきちんとしたバッグを持っていると、ワンランク上の女性になった気分にさせてくれます。気持ちもしゃんとしますし、いい女になりたいと思えるので、しぐさも自然に上品になる気がして。
あと、見た目以上に物がたくさん入るので、一泊旅行や出張にも最適。こういったバッグが一つあると、デニムなどカジュアルなスタイルに合わせてもエレガントな「大人のカジュアル」が完成します。
友達やデートでお出かけするときにも、このワンピースなら大活躍します。エレガントだけどパーティー用ドレスではないので、デイリーユースでも浮かない。友達や彼ウケもばっちりなはず。髪をややルーズにまとめて、ストールを巻けばちょっぴりカジュアルにチェンジ。こちらは、今期も人気のレースがあしらわれている軽くて暖かなストール。巻くだけで女性らしいやわらかな雰囲気になります。気分に合わせてレースの分量を調節したりして、鏡を見ながらバランス良く巻いてみてくださいね。
編集長のひとこと
今回ご紹介したのはどれも、長く使える良いものばかり。お値段もそれなりにするので、買うときは勇気がいるかもしれません。一般的に売られているものの中にはもっと手頃なものもあります。ただ、流行だけを重視したスタイルは、友達にはほめられるかもしれませんが、会社上司やお取引先、パートナーのご両親に会うときなど、ちょっぴりフォーマルな場面には応用できないことも多々あって悩んじゃいますね。
その点、見れば誰もがたちどころに分かるカッティングの良さや、しっかりとした素材、流行に左右されないアイテムならば長く愛用できます。「長く使える=モトが取れる」ということでもあります。本当にいい物を手元においておくと、いざというときに自分を助けてくれる安心感もあります。
年を重ねても着られる、自分と一緒に年をとっていける。そういう服をきちんと大切にして使っていきたいですね。
ところで、前からデザインワークスに足を運んでいた人は、この「変化」にお気づきのはず。
デザインワークスなどを展開するアバハウスインターナショナルのプレス、福元千洋さんに話を聞くと、「以前はゴールドのカーテンで店を囲み閉鎖的なエントランスに。
中に一歩入れば自分のためだけのフィッティングサロンのように感じていただけるよう心がけてきました。でも、この7年のあいだでお客様のライフスタイルも世の中の環境も変化してリラックスを求められている方が多くなったように感じます。
そこで当店もエントランスは明るく自然光を入れ、1フロアを以前より広く、そしてゆっくりお買い物を楽しんでいただける空間作りを意識しました。」
2Fメンズは青山店と代官山店を統合させて更に充実。
家族やパートナーが一緒に楽しむシーンも想定したフロアに仕上がっている。
しかも、2Fのメンズフロアにはなんとバーカウンタが併設されていて、夜はシャンパンなどをいただきながらゆったり過ごすこともできるというのだ。なんて素敵……。
パートナーとくつろぎながらプレゼントを選び合うのも楽しみ方のひとつといえるだろう。
デザインワークス コンセプトストアは様々なデザイナーの服が同じラックに並べられていて、単一ではない「自分らしい」ミックスコーディネートを楽しむことができる。
「セレクトショップだからこそ、いろんな表情の服、いろんなブランドを組み合わせつつ、自分が好きなものを見つける楽しみを味わっていただけたら嬉しいですね」
「AQUILANO LIMONDI は素材の使い方やカッティングが絶妙なミニマルなスタイルが特徴的なコレクションブランドです。
トレンドの鮮やかなロイヤルブルーを女性をより美しく見せてくれるワンピースで上品に提案。
ジャケットを合わせてオフィススタイル、ストールやクラッチなどをプラスすればこれからのパーティシーンでもご活用いただけます。」とはレディスフロア担当の橋本霧夏さん。
デザインワークスの皆さん、どうもありがとうございました!
世界中のあらゆる旬ブランドやアイテムを発信するデザインワークス。よりライフスタイルを意識した系列店「ドゥ・コート デザインワークス」に対して、ここ青山店はフラッグシップ店。新進の若手デザイナーとコラボレートしたオリジナルアイテム以外にも、若手ヨーロッパブランドも数多く揃えている。店長さんをはじめ、店員さんのスタイル提案はさすが。
住所 東京都港区南青山5-2-12
HP http://abahouse.co.jp/
電話番号 03-6427-4900
営業時間 11:00?20:00
Nstyle主宰。航空会社の客室乗務員から、アルマーニ・ジャパンに入社、アパレルの世界へ。その後、タレントのスタイリストとして活動。現在は“女子力”を提案するスタイルプロデューサーとしてイベントや商品のプロデュース、ファッションブランドコンサルティングをはじめ、ファッション、ビューティー、ライフスタイル情報を雑誌・ラジオ等で発信している。
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