【最終日】歴史とラグジュアリーが混在する「魅惑の国マカオ」へ優雅な女子旅
post date:2015.01.14
東洋と西洋の文化が路地で交錯するエリアへ
4日目はマカオ半島へ。
巨大ラグジュアリー施設ばかりを目にしてきたのでその違いは衝撃的。
一歩足を踏み入れると香港の混み入った街並を思わせる家やアパートが建ち並び、古き中国を思わせます。
元ポルトガル領の洋風建築とのギャップが楽しくテンションも上がります。
朝食は広東料理で有名な「陶陶居海鮮酒家」へ。
ここは本当にどれを食べても美味。「朝は小食だからこんなに食べられない」と話していた編集長ですが、あまりの美味しさにしっかり完食。
中でも小籠包や甘味噌の肉まんは本当に最高の美味しさでおかわりしたかったほどだとか。
日本でいう満願寺唐辛子のような大きな唐辛子の肉詰めはあまりの辛さに一口でギブアップしていました。(笑)
朝食後に周囲を散策。
路地は全てがまるで迷路のようで、散策しているだけでも飽きのこない情緒が漂っていました。
神秘的で魅惑的な東洋の世界に引きずり込まれていくような感覚が魅力的。
途中、有名な中国商人の邸宅だった盧家屋敷へ。
1889年に建てられた建築は風水を意識した中国様式と西洋とのデザインが融合されていて見事。
思わず女優気分でパチリ。
マカオの面白さは路地を一本隔てると急に景色が一変するところ。
元ポルトガル領の世界遺産登録地域はまさにそんな場所。
「一面ピンク色の壁の”恋愛通り”って女子はテンションあがる!」と編集長も嬉しそう。
狭い階段をあがると表れたのは聖ポール天主堂跡(セントポール)。
かつてイエズス会神学校で多くの信仰者が集ったとされています。1835年の火災で建物のほとんどを焼失していますがその姿は神聖そのもの。
メインとなる観光名所のため付近には多くの人が溢れていました。
また、このエリアにはポルトガルの伝統的な“アズレージョ”といわれるタイルがあちこちで見かけられます。
その青さは心が清らかになっていくと感じるほど本当に美しい。
民政総署ビルのタイルは要チェックです。
聖ドミニコ教会へ。
マカオ最大ともいわれるこの教会は観光地の真ん中にありながらも静寂に包まれていました。
マカオには日本でも宣教師として有名なフランシスコ・ザビエルが聖人として讃えられている教会などが多数存在します。
実は日本とマカオの関係は深く、歴史でも重要とされているのです。
というのも、日本でキリスト教を広めることが禁じられた時期、多くの宣教師や信者が自らを守るためにマカオに身を寄せたから。
人々はマカオで教会建築に貢献し生涯を終えたのだそうです。
「多くの日本人の魂が眠っていると聞き、胸が熱くなりました」。
朝からかなり歩いたので自分癒しのために足ツボマッサージへ。これが結構痛気持ちよくてクセになりそう。気づけばすっかり寝落ち状態。食べて歩いてマッサージ。極楽極楽。65分208HK$〜
お土産は「英記茶荘」で中国茶を購入。
代々受け継がれているかのような古びた店内には所狭しとお茶の缶が並べられ、種類の豊富さに目を奪われます。
アンチエイジングに効果のあるプーアール茶、自律神経を穏やかにしてくれるジャスミン茶など購入しました。
「今回の初マカオは本当に刺激的で楽しかったですね。まだまだ見足りないのでまた改めて来たいですね。次の旅行が今から楽しみです。次回は水着を持って!」
協力:マカオ観光局 http://jp.macautourism.gov.mo/index.php
(撮影 / 神ノ川智早 取材・文 / 池田真理子)
Nstyle主宰。航空会社の客室乗務員から、アルマーニ・ジャパンに入社、アパレルの世界へ。その後、タレントのスタイリストとして活動。現在は“女子力”を提案するスタイルプロデューサーとしてイベントや商品のプロデュース、ファッションブランドコンサルティングをはじめ、ファッション、ビューティー、ライフスタイル情報を雑誌・ラジオ等で発信している。
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